卒業を控えたその年、私はたくさんの映画やアニメを観て、家庭教師をし、日本語を学び、ずっと読みたいと思っていた本を山ほど読み、フロントエンドやプログラミングを独学しました。
時折夜のランニングに出かけ、汗だくになった後のシャワーの心地よさを楽しみました。音楽を聴きながらゆっくりと走っていると、世界がすべて自分のもののように感じられました。私はこの世界で、自分自身と共に生きていけるのだと思えました。
その時期、『百年の孤独』をまた二度読み返しました。最後の文字を目にするたび、いつも突然、自分が孤独に飲み込まれるような感覚に襲われました。世界から音が消え、私一人だけが取り残されたような気分になるのです。
結局のところ、あれほど忙しくしていたのは、私がただ孤独だったからに過ぎません。だからこそ、本の結末やアニメの最終回に、いつも空虚さを感じていたのです。実は、その空洞は最初から私の中にあったものでした。
それらは私を孤独から遠ざけてくれたわけではなく、ただその穴に気づかないようにさせてくれていただけでした。私はその穴を恐れ、必死に何かを探しては埋めようとし、何かを探しては覆い隠そうとしていました。穴に飲み込まれることも、その恐怖を他人に気づかれることも怖かったのです。
しかし、その穴は底なしで光も届かず、投げ込んだものはすべて音もなく消えていきました。世界よりも重い何かでなければ、この穴を埋めることはできないのではないか、そう思っていました。
ところがその後、「愛してる」という一言が、その穴から溢れ出しました。初めて、自分自身が満たされていることをはっきりと感じられたのです。そうして私は、この世界の重さを測ることができました。
世界の重さ
世界の重さ